平成26年 6月 定例会(第11回) 平成26年6月第11回行橋市議会
定例会会議録(第4日)1 日 時 平成26年6月18日(水)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員 議会事務局 局 長 森 渕 幸 二 次 長 松 尾 一 樹 議事係長 篠 田 浩 平 庶務係長 吉 兼 三 佳 書 記 田 中 雅 俊 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員 別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果 別紙のとおり1 議事の経過 別紙速記録のとおり 平成26年6月第11回
行橋市議会定例会議員出席表[第4日] 平成26年6月18日(水)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏 名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏 名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │井 上
倫太郎│ ○ │ │ 12 │藤 本 廣
美│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │小 坪 慎
也│ ○ │ │ 13 │鳥井田 幸 生
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │工 藤 政
宏│ ○ │ │ 14 │田 中 建 一
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │村 岡 賢
保│ ○ │ │ 15 │横 溝
千賀子│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │藤 木 巧 一
│ ○ │ │ 16 │城 戸 好
光│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │諫 山 直
│ ○ │ │ 17 │西 本
徹│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │小 原 義
和│ ○ │ │ 18 │吉 永 直
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │大 野 慶
裕│ ○ │ │ 19 │宇 戸 健 次
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │西 岡 淳
輔│ ○ │ │ 20 │豊 瀬
尉│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │大 池 啓
勝│ ○ │ │ 21 │德 永 克 子
│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11 │澤 田 保
夫│ ○ │ │ │ │ │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───
┘ 平成26年6月第11回
行橋市議会定例会[第4日] 地方自治法第121条により出席した者 平成26年6月18日(水)┌────────────┬───────┬──┬───────────┬───────┬──
┐│ 職 名 │ 氏 名
│出欠│ 職 名 │ 氏 名 │出欠│├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長 │田 中 純
│○ │市民協働課長 │田 原 康 行│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長 │松 本 英
樹│○ │地域福祉課長 │唐 﨑 欽 五│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長 │山 本 英 二
│○ │地域福祉課参事 │中 村 雅 春│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育長 │山 田 英
俊│○ │子ども支援課長 │黒 田 純 一│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務部長 │坪 根 義
光│○ │生活支援課長 │梅 林 豊 実│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民部長 │進 谷
稔│○ │介護保険課長 │岡 田 正 二│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部長 │山 口
眞一郎│○ │土木課長 │平 井 祐 二│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│都市整備部長 │中 村 強
│○ │高速道・国県道対策室長 │西 義 孝│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│産業振興部長 │鹿 島 英
樹│○ │都市政策課長 │和 田 雄 二│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│環境水道部長 │小 森 孝
義│○ │区画整理課長 │池 永 正 行│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育部長 │灰 田 利
明│○ │農政課長 │杉 本 吉 満│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防長 │白 川 達
也│○ │商工水産課長 │新 家 敏 克│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│総務部参事 │寺 尾 一
紀│ │企業立地課長 │宮 下 義 幸│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防次長兼
消防署長 │髙 橋 一
文│○ │下水道課長 │石 井 健 治│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│総務課長 │岡 田
公美子│○ │上水道課長 │中 原 和 美│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│総合政策課長兼
│ │ │環境課長 │菊 池 慎 一
│ ││ │穴 繁 利 雄│○ ├───────────┼───────┼──
┤│基地対策室長 │ │ │環境課事業所長 │岩 本 文 秀│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│財政課長 │木 野 雅
博│○ │会計管理者兼
会計課長 │吉 田 実│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│情報政策課長 │亀 田 秀 雄
│ │選挙管理委員会事務局長│野 本 誠│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│契約検査課長 │龍 王 憲
和│ │農業委員会事務局長 │辻 英 樹│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│人権男女共同参画課長 │中 村 浩
行│ │監査委員事務局長 │渡 辺 浄 美│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│税務課長 │米 谷 友
宏│ │学校教育課長 │山 門 裕 史│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│市民課長 │置 鮎 保 之
│ │指導室長 │神 原 修 一│ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│収納課長 │末 松 克
朗│ │学校給食課長 │井 上 淳 一│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│債権管理課長 │松 本 正 弘│ │生涯学習課長 │有 松 正 一│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──
┤│国保年金課長 │中 村 愛
晴│ │文化課長 │小 川 秀 樹│○ │└────────────┴───────┴──┴───────────┴───────┴──
┘ 平成26年6月第11回
行橋市議会定例会 議 事 日 程[第4日] (平成26年 6月18日)日程第1
議会運営委員会委員の選任日程第2 一般事務に関する質問日程第3 議案に対する質疑、議案の委員会付託 1.報告第4号 行橋市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告につい て 2.報告第5号 平成25年度行橋市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告に ついて 3.報告第6号 平成25年度行橋市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告に ついて 4.報告第7号 平成25年度行橋市
公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越 計算書の報告について 5.報告第8号 平成25年度行橋市
水道事業会計繰越の報告について 6.報告第9号 平成26年度行橋市
国民健康保険特別会計補正予算の専決処 分の報告について 7.議案第34号 行橋市生涯
学習推進委員会設置条例の制定について 8.議案第35号 行橋市税条例等の一部を改正する条例の制定について 9.議案第36号 行橋市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につ いて 10.議案第37号 行橋市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する 条例の制定について 11.議案第38号 行橋市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例 の一部を改正する条例の制定について 12.議案第39号 京築
広域市町村圏事務組合規約の変更について 13.議案第40号 町区域の変更について 14.議案第41号 平成26年度行橋市
一般会計補正予算について
議会運営委員会委員の選任について※参照条文(
行橋市議会委員会条例)第3条 常任委員及び
議会運営委員の任期は2年とし、選任の日から起算する。 ただし、後任者が選任されるまで在任する。第5条 常任委員、
議会運営委員及び特別委員は、議長が会議にはかって指名す る。 平成26年6月第11回
行橋市議会定例会 付託事案一覧表(議案) (平成26年6月18日)┌─────┬─────────────────────────────────────┐│ 付託先 │付 託 事 案 │├─────┼──────┬──────────────────────────────
┤│ │報告第4号 │行橋市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について
││ │報告第9号 │平成26年度行橋市
国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の
││ │ │報告について
││ │議案第35号 │行橋市税条例等の一部を改正する条例の制定について ││ 総 務 │議案第36号 │行橋市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について ││ 委員会 │議案第37号 │行橋市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する
条例 ││ │ │の制定について
││ │議案第38号 │行橋市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一
││ │ │部を改正する条例の制定について
││ │議案第39号 │京築
広域市町村圏事務組合規約の変更について
││ │議案第41号 │平成26年度行橋市
一般会計補正予算について(
所管部分) │├─────┼──────┼──────────────────────────────┤│ 文 教 │議案第34号 │行橋市生涯
学習推進委員会設置条例の制定について ││ 厚 生
│ │ ││ 委員会 │議案第41号 │平成26年度行橋市
一般会計補正予算について(
所管部分) │├─────┼──────┼──────────────────────────────┤│ 建 設 │議案第40号 │町区域の変更について ││ 経 済
│ │ ││ 委員会 │議案第41号 │平成26年度行橋市
一般会計補正予算について(
所管部分) │└─────┴──────┴──────────────────────────────
┘ 平成26年6月18日(4) 開議 10時00分
◎
議会事務局長(森渕幸二君) 開会前に、ご報告いたします。はじめに、6月17日に、市民本位の会の吉永直議員、西本徹議員、
横溝千賀子議員、
田中建一議員より、会派脱会届が提出されております。同時に、吉永直議員より、
議会運営委員会委員、及び
基地対策特別委員会委員の辞任届が提出され、委員会条例第10条の2の規定に基づき、議長において許可をいたしております。 また6月17日に会派結成届が提出されておりますので、会派名と議員名をご報告いたします。 会派名、市民クラブ。議員名、吉永直議員、西本徹議員、
横溝千賀子議員、
田中建一議員でございます。以上でございます。
○議長(宇戸健次君) おはようございます。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきまして、
議会運営委員会で協議願っておりますので、委員長から報告願います。
議会運営委員会委員長。
◆10番(大池啓勝君) おはようございます。先刻、
議会運営委員会を開き、本日の議事日程について協議を行いましたので、その結果をご報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、
議会運営委員会委員の選任を行います。 日程第2として、昨日に引き続きまして、一般事務に関する質問を行います。 質問通告のあった12名の内、昨日までに8名の議員の質問を終了いたしましたので、本日は4名の議員の質問を行うことといたします。 日程第3として、議案に対する質疑、議案の委員会付託を行って散会といたします。なお、議案の委員会付託につきましては、別紙お手元に配付いたしております
付託事案一覧表のとおり、各常任委員会に付託し、審議を願うことといたします。また、
議会運営委員会の申し合わせにより、決議、意見書の提出は、本日午後5時までといたします。 以上の通り協議が整いましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
△日程第1
議会運営委員会委員の選任
△日程第2 一般事務に関する質問
○議長(宇戸健次君) 報告は終わりました。報告のとおりご了承願います。 日程第1
議会運営委員会の委員の選任を行います。
議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、議長が会議に諮り指名することとなっております。 お諮りします。吉永直議員を
議会運営委員会委員に指名することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)ご異議なしと認めます。よって、吉永直議員を
議会運営委員会委員に指名することといたします。 日程第2 昨日に引き続き、一般事務に関する質問を行います。 順次、発言を許します。最初に、藤木巧一議員。
◆5番(藤木巧一君) おはようございます。行橋市をもっと元気にするというテーマで活動しております。藤木でございます。 田中市政が誕生して、初めての一般質問になります。感慨ひとしおのところもありますし、ちょうど1ヶ月前、田中市長が登壇して、私が一般質問をするのを本当に楽しみにしていた方が亡くなられて、この場にいないのが残念でなりませんが、その方の思いに応えるためにも、
ふるさと行橋発展のため、行橋市民の福祉の向上、住んで良かったと言える行橋市実現のため、行橋市政に真摯に向き合って、私なりの視点で提言していくつもりであります。市の執行部の皆さん方も、方向性は同じだと思っておりますので、誠実な対応をお願いしたいと思います。 それでは、質問通告に基づき、以下2点について、質問させて頂きます。 1点目は、2年前に私が前市長のとき、初めて市議会議員になったときに一般質問した内容について、新しい田中市長と再度その取り組みについて、確認する意味で質問させて頂きます。 これは行橋市における、
ふるさと納税、いわゆる
ふるさと応援寄付、行橋市以外の方が行橋市のために使ってもらおうと税を目的別に寄付して頂くものでありますが、多くの自治体が財政の厳しいなか、知恵を絞っております。これこそ、この取り組み自体が行橋市の地方自治体の力量そのものが問われるんじゃないか。行橋市を愛して頂ける人が何人、行橋市以外にもいるのかという、そのバロメータにもなるかと思っております。 そこで質問させて頂きます。2年前の一般質問で、それ以降、どのような取り組みがなされ、どのような効果が上がったのか、そのための行橋市の情報発信力と取り組みは、どのような改善があったのか、またその寄付金による事業の効果は、どのようなものとして現れたのか、お答え願いたいと思います。
○議長(宇戸健次君) 田中市長
◎市長(田中純君) お答え申し上げます。
ふるさと納税の制度は、もうどこの市町村でも、その存在は広く知れ渡り、各市町村ともに力を入れているところは、議員もご承知のことと思われます。 先日、私は、関西の福岡県人会と中京の県人会に出掛けてまいりまして、わが市の事務局のほうから、この県人会に出掛けて行って、
ふるさと納税の件をPRして来いという指示を頂きまして、それで出掛けて行ったわけでございます。大雑把に言って、関西の福岡県人会には、10市くらい、それから中京のほうは少し少なくて4市か5市くらいの市長さん、もしくは副市長の方が見えて、それぞれのやり方で
ふるさと納税を訴えておりました。 と同時に、県は、両方とも副知事以下かなりのスタッフが参加をしていまして、会場の入り口には、
ふるさと納税の後、お返しをする産品をずらっと並べ、それから旗竿等々と、職員が法被を着て立っているというような形で、強烈な、ちょっと驚くような形のPRを県がやっておりました。そしてその県の実績を伺うと、初年度に比べて飛躍的な金額の伸びで、昨年現在、確か数千万円単位の
ふるさと納税があったという具合のことを聞いております。 それに比して、わが行橋はどうかということになりますと、これは残念ながら、はかばかしい効果を上げているという現状には、残念ながらない。藤木議員がご指摘をされた2年前に比較して、むしろ数値的には減っているというのが現状でございます。 ただし、職員の間にも、これを強化して、この
ふるさと納税で頂戴をするという形は、やらなくちゃならんという機運が生まれてきております。そのため、平成25年度から1つ、ヤフー上のサイトで、
クレジットカードで納入ができるというシステムを導入して、少し広めようという意気込みは見せているところでございます。ただし、残念ながら、この実績に結び付いていると言うわけじゃなくて、昨年・一昨年ともに50万円強という金額にとどまっております。 この最大の理由は、やはりこれはよそでも聞くんですけれども、あるいはよその分野でも聞くんですけれども、行橋は、ホームページが非常に使い勝手が悪いという批判をあちこちで聞いております。それと同時に、今後は
ふるさと納税に関しましても、
クレジットカードで、ネット上で寄付をするという形が主流になってこようかとも思います。ですから、そういった我々サイドでの受け皿とPRと広報をきちっとやった形で、今後これを伸ばしていくということを大きな柱の1つとして考えていきたいと思っています。
○議長(宇戸健次君) 藤木議員。
◆5番(藤木巧一君) ありがとうございました。寄付金の額があまり高くないということは、その効果があまりさほど、効果そのものが高くないということは、やはりその取り組みがちょっと足らなかったのかなというふうに、この2年間は感じております。前回の答弁には、市長が北九州空港とか駅の物産コーナーとかにパンフレットを配置して、同窓会などに参加する職員にも、積極的にセールスを行うと、職員についても、それぞれが市の広告塔として、地元高校の同窓会、あるいは盆・正月など、ふるさとへの帰省時期に積極的にふるさとを、というふうに答弁しておられますが、果たしてそういうことをやったのかどうか。やはり他の市町村は、かなりのことをやっています。 ちなみに同じレベルで福岡県内を全部みて頂ければ分かると思うんですが、行橋はみやこ町にも豊前市にも到底1桁違うくらい負けているわけです。同じ取り組みをやって結局は、行橋が嫌いという人が多いんじゃないかと。そうなると行橋をやっぱり好きになってもらって、ふるさと意識を、いろんな所に発信していく。市長が述べられましたように、そのためのツールとしては、一番ホームページが良いわけですが、ホームページを見たら、特産物をお礼に差し上げるにしても、もう笑ってしまうような特産物の内容になっています。他の所は、カニだとか肉だとか、それこそふるさとじゃなくても飛び付きたくなるような内容になっております。 そういうふうなトータルの要因を考えた上で、
ふるさと行橋に是非とも寄付しようというふうな人を増やして頂きたいと思っております。魅力があるかないか、それは行橋市全体にも言えますが、それにまつわる内容、それと
情報発信そのものが隅々までいっているのかどうか、そういうことが問われるんじゃないかと思っております。 そこで再度、これも確認なんですが、行橋市の適用事業の種類と特産物の内容について、再度教えて頂きたいと思っております。
○議長(宇戸健次君) 田中市長。
◎市長(田中純君) 今現在、特産物でお返しをしている物には、ふるさとの写真集、ふるさとの子ども読本、イチジクジャム、菜種油、市報ゆくはし1年間分、それからイチジク、カキ、この7種類をお返しをするというようなことになっております。
○議長(宇戸健次君) 藤木議員。
◆5番(藤木巧一君) まさにその通りで、私が2年前に質問したときには、一粒牡蠣もイチジクそのものも入っておりませんでした。それはホームページ上ですが、そのときの答弁で、果物とカキを加えましたということになっておりますが、行橋は確かに一粒牡蠣というのは売りものだと思いますけれど、豊前市もみやこ町も苅田町も、皆そういうのは入っているわけです。ですから、それに輪をかけて行橋は果物もあるわけですから、いろんなバラエティに富んだ特産物をやはり用意するべきじゃないか。 インターネットでふるさと寄付というのを検索すると、福岡県内では、柳川市、八女市というのが上位に出てきます。柳川市は全国で2番目のヒット数です。それは特産物のアイテムそのものが20種類くらいある。いろんな物を選べるんです。その時期時期に応じて。何もない所はふるさと産品と言って、大根から新鮮な野菜を送るという所もあります。そういうことも含めて、行橋はもうちょっと考えて。行橋の市報を1年分、これ本当に欲しいですか、欲しくないでしょ。これは誰に言っても笑われますよ。電話一本かければ1年分送ってくるんですよ、どこの市町村も。これを
ふるさと納税のお礼にしても、そりゃ、ごみをやるようなことだと思いますけれど、それと子ども読本、そりゃ子どもだけを対象にするわけですから、そういうことじゃなくて、万遍なく、どの世代にも受け入れられるような特産品。特産品で釣るんじゃないですけれども、仮に1万円貰ったとして5000円特産品を仮に返したとしても、5000円市に入るんですよ。そういう感覚を持たないと、やはりこれは行橋市の営業ですから、営業をうまくやるためには、他よりちょっと優れた物を皆に提供するということが大事じゃないかと思います。 多くの寄付金を集めている市町村に共通しているのは、そのまち独自の事業を盛り込んで、その事業を応援してよということで、やっております。それで、行橋に関しては、その適用事業も5つか6つありますが、その適用事業そのものも何か目新しくない。 これは、実際には手法として、仮に図書館を建てる。それをふるさと寄付金で、どうしても本を買いたいからと言えば、ある程度見えてくるんじゃないか。やったほうも。私がやったのはどうなっているんだということもあるんだと思います。そういうことも目的別とは言いながら、子どもの子育て支援に使う。何に使ったのか、私たちでさえ分からない状態で寄付金を募ろうとしておるわけですから、それも今後はもう少し考えてやって頂きたいと思います。 これからは質問じゃありませんが、ちょっと私の思いを言いたいと思います。豊前市、築上町、苅田町、この近辺を全て網羅しても分かると思うんですが、やっぱり一粒牡蠣とかは良いと思います。行橋市は、それにナシとかブドウとか、そういう季節の果実を加えたら、なお更良いんじゃないかと思います。スイートコーンとかコメとか、基地カレーとか、そういうふうなのを、やはり築上町もあの手この手を考えて、やっておるようなものがありますし、全国的に見れば、本当にびっくりするような特産物に代わる品物も用意しています。そういう話題性を持つだけでも良いわけですから、そういうのも考えていきたい。 そこで私がちょっと考えたのは、適用事業の中では、例えば今川河畔の桜の横にサイクリングロードを照らすための街灯を設置したい。これは1本50万円から80万円くらいするんですが、それを行橋の岡住工業というところが行橋市産で作っております。それを1基80万円するんだけど、これを差し詰め端から端までの間、100本立てたい。これも適用事業にあると言ったら、案外行橋から出て行って、どこかの社長さんが、1本行橋の桜の所にやれと、それを
ふるさと納税でできるならしてやれと。2000円しか出費しないで、自分の名前が仮にそのポールに載るというような考え方もあるわけですから、そういうことを考えて。それとか、どこかに公園を造るんで、桜を1本、
ふるさと納税で寄付してくれと。1本が仮に5000円としたら1万円すれば、その人の名前の付いた木がどこかに座るというような考え方もあるんじゃないかと思っています。 それと行橋で何が有名かと、皆忘れているんですけど、シャコとかマテガイとか、こういうのも良いブランドなんですね。ですから、その時期は時期で送るとしても、時期以外では、それではマテガイ、シャコを、そういうのを佃煮に加工して特産物を新たに作って、それを今度全国に売り出すためのツールとして、
ふるさと納税を使うというようなことも考えられるわけです。 できたら私としては、各部長に言って、毎年100万円ずつ持ってこいと。なぜかというと宗像は毎年2000万円程度でずっと走っているんですね。2000万円程度使える金があったら、そりゃ今川の土手に街灯を設置するんでも2、3年で全部できますよね。それくらいの意気込みじゃないと、とても
ふるさと納税は浸透しないし、実際に調べてみますと、行橋はマイナスなんです。行橋は、行橋市の市民が実名で他の市町村にしているのがだいぶあります。それも市のほうとしては把握しているのかどうか、わかりませんけれども、そういうのが分かっているなら、そういう人たちに会って、何で行橋にしてくれないんだという説得も必要じゃないかと思います。マイナスなんです。20万円、30万円の話をしているわけじゃないんです。何百万円かマイナスなんです。それも全部、全国ネットで調べても匿名というのがありますので、最終的には調べられない部分もありますけれど、そういうのをきっちり精査した上で、じゃあ目標を掲げて、来年度は1000万円を到達するためには、どうしたら良いか。そのために特産物が要るなら、特産物を皆が喜ぶものを考えようというぐらいのことじゃないといけないと思います。 先程、市長さんが県人会に行ってトップセールスしたというのは、大事なことでありますし、またこれがスタートだと思いますけれど、そのときのパンフレット、私が市議会議員になって、そのパンフレットを見たことがないんですよね。取りに行かない私が悪いのか、知らせていないほうが悪いのかと。お互いさんだと思います。 そういうことで、私も同級生が東京で大社長が何人かいますので、話はします。何回もしましたが、行橋市からアプローチがあったかと言ったら、ないと。ああ、それならまだせんで良いと。行橋市が動き出したらしてくれなという話しは同窓会の度にしています。そういうことで、やはり行橋市がいろんなネットワークを構築した上で、そこでお願いしていく。行橋市とのつながりをずっと持ってもらう。それが最終的には企業立地とかにもつながるんじゃないかと思っております。 今後とも田中市長がリーダーシップを働いて頂いて、その辺は市職員に認識させて頂きたいと思います。私も2年前に言ったときには、市の職員でさえ行橋に
ふるさと納税していない人がおるよという話しをしましたら、その年だけは何件か1万円の口がありましたが、その1万円の口で良いとか何とかじゃない。その人が、要は営業マンなんですから、全額するのは当然だし、私の考えでは、全額するのは当然だと思うし、それ以外に、俺はこのくらい同級生から
ふるさと納税を取ったよというくらいじゃないと、このまちの活性化はしないんじゃないかと思います。これで、私の1問目の質問は終わりたいと思います。 次に2項目目の質問であります。これは行橋の行財政改革についてであります。これは、行財政改革というのは、永遠のテーマで、いつまで経っても、これで良しということはないわけですが、この秋に田中市長が機構改革を行う予定があるとお聞きしましたので、申すまでもなく、この機構改革は行財政改革に基づく機構改革でなければ何も意味がないというふうに私は考えております。行政の仕事は、年々多岐にわたっておりますし、複雑になってきております。だからこそ、市民に分かり易い組織にしないと、市民には、市役所がさらに遠い存在になりかねないと思います。 あくまでも常に事業は財政的な裏付けがあって、それに基づいた事業量、仕事量と言いますか、それが必要になるわけで、仕事量の把握が人員配置につながるというふうに考えておりますので、いかに効率的にそれを運用するか、行政手腕だというふうに考えるし、行財政改革の重要なポイントになるわけであります。 細分化された今の縦割りの組織を市長が何度も述べられましたように、横串をいかにさしていくかというふうに言われますが、私は、細分化された縦割り組織に横串をさすというよりも、むしろ束ねた大きな組織にしたほうが良いと考えるほうです。庁舎内の1つの係は7人から10人。課はそれを3つか4つ集めたのが課になる。さらにそのときの課の体制は25人から30人。全体で行橋市を統括、束ねると15くらいの課で良いんじゃないかと。それも部は5つくらいでいいんじゃないか。最大にマックスで縮めた場合。それくらいの組織を描いた上で、その中に幾つかのプロジェクトが入っていく。 私も様々なプロジェクトを本当にいろんな形でプロジェクトをやらせて頂きました。そのときに、どこかの課に所属して、総務課が多かったんですが、総務課のほうにおると、これは本当に便利なんです。なぜかというと2、3人でプロジェクトを組んでいると、どうしても何かがあったときに、生身ですから何かがあったときに、取り返しがつかない。それを課の中でやっていくと、実は、これのオープンのセレモニーがある。3人じゃできないわけですから、市を挙げてやるときに担当の部署があったら、その課は総動員で何回もそういう式典をやらせて頂きました。 そういう意味も含めて、プロジェクトを幾つか立ち上げるという話しを聞いておりますが、是非とも、どこかの課に所属させておいて頂きたいんです。そうしないと、もうやはり仕事のセクションと、それはお前たちの課じゃないかと、すぐ市のほうの考えとしてはなりますので、できれば大きな課で包んで頂いて、そこで機構改革をする視点と行財政改革をする視点で考えて頂きたいと思います。その点について、市長の考えをちょっとお聞きしたいと思っています。
○議長(宇戸健次君) 田中市長。
◎市長(田中純君) お答え申し上げます。むしろ横串をさすよりも、部・課の単位を大きく包含をして、その中で案件ごとに処理したらどうかというご意見かと伺いましたけれども、それは必ずしも私はそういう考えを取っておりません。 問題は、今現在、発足しておりますプロジェクトチームと称して横串を通そうという考え方でやっているところは、いわゆる縦割りで切った職務と、それと別個の種類の仕事だという認識を、今現在のところ、各自担当者にお願いをしております。つまり、こういう言い方で、彼らに横串なんだよという認識を持ってもらって頂いています。つまりルーティンはやってくれ。ルーティンは縦割りでザアッとあるわけですから、ルーティンは、今まで通りやってくれ。そしてこのプロジェクトに参加してもらうにあたっては、要するにあなたの自由意思で結構です。ルーティン以外はやらないという人があったら、それはそれで結構です。ただし、市の職員になって、ある種の市を良くしようと、あるいは市の将来を担うという、そういうある種のパッションがあれば、横串のこのルーティン以外のこの仕事に携わってくれ。そしてこれがまだ準備段階で、実際に様々なプロジェクトを立ちあげていますが、これは1つひとつが全部具体化するとは限らない。そしてそれはより具体化して、よりスケジュール化して、ルーティン化していったら、特定の課あるいは特定の部署に主管でやって頂く。 そういう考えで、今やっているプロジェクトチームは極めて流動的で、誰が責任者で誰がそこに加入をし、ということも明確でない、極めて曖昧な組織でありまして、言ってみればインフォーマルな組織で、ただその統括と進捗、これだけは総合政策課のほうで担ってやってもらっているという状況でございますので、藤木議員も重々ご承知のように官僚組織が出来上がると、いま縦割りになっちゃうんです。縦割りになって、そして縦割りのたこつぼ以外の仕事はやらない。これは俺の仕事じゃないという形に、どうしてもなってしまうので、それを避けるために、これはルーティンではないんだよということを本人に了解をしてもらった上で、そしてルーティンじゃないけど、お前、パッションがあるならやってくれということで、いま進めております。 そしてこれがある程度形が整って、具体的なスケジュール化、例えば法だ、法律だ、あるいは財政の裏付けを取る、そういう段階になっていったら所管を決める。そういうルース的な組織を考えて、今やっているところでございます。 ですから、必ずしも大きな器を作って、その中で全て対処できるような形にすべきだという藤木議員のご意見には、私は必ずしも賛同できないところであります。
○議長(宇戸健次君) 藤木議員。
◆5番(藤木巧一君) 市長さんの考え方は、良くわかりましたが、私のほうは、かなりのいろんなプロジェクトに携わった経験上、そうしないと、その本人がいくら言っていても、横串で彼のプロジェクトには、皆、他の係の人たちも協力せよと言っても、最終的にはされなかった部分が今までいっぱいありまして、当時は調整会議というのがあって、この件に関しては調整会議で調整してくれと。部が違う所も皆呼んで調整会議はするんですけど、承っても自分からそのことに積極的に動くという組織じゃなかったもんですから、常にその人たちが宙に浮いて、それが結果として、ある成果が出て、それが今度、全体としてのある事業にかわるものであれば良いんですけど、かわらないときは、お前たちは何かしよったけど、結局何もできんやったかと、タダ金を使ったかと言われる部分のプレッシャーをずっと受けながら、成果物を出していかなければいけない。そのときに、相談する課長も部長もいない。 私は、当時は特別委員会があって、特別委員会に誰が出るかと言ったら、その担当課長や部長がいなかったので、私が何回も出て説明したことが何度もあります。そのときの職員のプレッシャーたるものや、よほど市長がその人に全権を預けて、その人の話は、その人の仕事に関しては、俺が直接やっているんだというふうなものをかけてないと、その人の最後はプレッシャーで潰れるんじゃないかという危惧があったものですから、そのときでも、どこかのプロジェクトは何々部の何々課に所属する中でやるというふうにしてもらった方が良い。ただそういう考えで、私はいま市長の考えを聞いたわけです。 プロジェクトもいろいろ耳には聞きますが、プロジェクトも、ある意味じゃ市報なりを通じて、市民に、こういうプロジェクトをいま立ち上げようとしているよというのも、分からせる必要があるんじゃないかと思います。 これは余談ですけれど、ミラモーレ跡地に図書館が建つみたいねとか、人は皆私に言うんですが、私はそういうのは聞いてないんですよね。そりゃ噂ではあるかもしれないし、新聞にどういうふうに書かれたか分かりませんが、そういうのも市長の考えを、こういう形で、こういうプロジェクトはこういう方針でいくんだと。誰かが今度一般質問で、きょう出すようにありますので、そういうところで話を聞いて、市民にそのことは、私が喋るしかないかなと思っております。このプロジェクトの内容についても、じゃあそのプロジェクトはどこに所属して、どういう形で何人態勢でやるのかというのも、ちょっと私たちが分からないのは市民も分からないと思っていますので、明確にそういうのは出していって頂きたい。それで成果物がある程度出てから出すよというんじゃ、ちょっと議会人としては納得できないところがあるんで、そういうところまで、ある程度、お知らせして頂きたいと思っております。 次の質問については、民間にできるものは民間でというふうに書いておりますので、やはり時代に沿って要らなくなる業務、年々事務量が増大する部署、将来に備えて早めに手を打っておく部署、行橋市特有の、こういう性格上の観点から、こういう業務は外せないなというのを総合的に検証しながら、常に5年10年先を見据えて機構改革なり行財政改革を行わなければならないので、これまで田中市長と話したなかで、民間でできるものは民間でと、私も大賛成でございます。 それで、行政でやるべきことは何なのかということを、もう少し考えた上で民活をどのようにしていくのかというのを、それこそ、そういうのを考えるプロジェクトがあっても良いんじゃないかと私は思うくらいです。ですから、全庁的に、そういうのを、もうこれは5年後には民間でできる範囲なら、今からそれを収束に向かわせて、その部署はこっちのほうの、これから伸びていくほうにシフトするというようなことも考えた上で、それこそ民間を入れた諮問会議なり審議会を立ち上げて、要は行政の民間プロジェクトみたいなのを立ち上げてもらったほうが良いんじゃないかと思っております。 この民間の活用について、市長のお考えをお聞きしたいと思います。